ホナガイヌビユの調理

おとといの記事でホナガイヌビユ(アオビユ)の脱穀について書きました。実は39グラム採れました。けさ調理してみました。

まず実を洗いました。粒が小さすぎて水を弾くので洗いにくかったです。アオビユの実は茶こしを通ります。アク取りお玉があれば水だけ濾せて便利と思います。

実を洗って水に1時間ほど漬けました。実がいちぶ赤っぽくなりました。ゴミがふやけたように見えました。

鍋に移して煮ました。

沸騰したら弱火で10分ほど煮て冷めるまで待ちました。実が割れて白い中身が見えました。

煮汁を切るためコーヒーフィルターに空けました。デンプンが溶けて糊っぽくなったのか水気がなかなか落ちません。なのでフィルターの底に竹串で小さい穴を開けて汁気を抜きました。

茹でた実は67グラムくらいでした。さっそく味見しました。

なんだかとんぶりを小さくして皮を固くした食感です。味は根菜類にちょっと似ています。穀物というよりは野菜に近い「食材」です。

米と一緒に炊いたりスープの具にすると美味しそうです。

野外には食べられる野草や雑草は結構あります。でも草の実を食べるとはあまり聞きません。

一方で私たちが食べる穀類は種類が限られます。世界の食糧の9割はたった20種の作物です*。これだと食の安全保障が危ういです。食生活も「貧弱」になります。

いろんな野草や雑草の実が料理になれば私達の食はより楽しく豊かで安全になるでしょう。

* 鵜飼保雄「植物育種学 交雑から遺伝子組換えまで」, 東京大学出版会(2003), p.36. ISBN978-4-13-072101-1

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コメント

  1. 勘太郎 より:

    ものづきに恐れ入ります。
    雑穀の話題は沢山ありますけれども、野草の実とは恐れ入ります。

    面白い記事を楽しく読んでいます。

    • admin より:

      雑草でもアマランサスですから。食べられて良かったです。どう料理に使おうか考えています。