今日は少し遠くまで犬の散歩をしました。穀類とそれらに近い雑草をけっこう見かけたので話題にしましょう。
島原には麦畑があるにはあります。でもそれらの麦は人の食用ではありません。
一つは飼料用の麦の畑です。種類は二条麦(皮麦)や燕麦です。
おとといの記事の最後で紹介した二条麦も飼料用です。あちらは長い禾(のぎ)がありました。きょう別の畑で見かけたのは禾のない品種でした。
もう一つの麦畑は正確にはタバコ畑です。南島原市はタバコの産地です。タバコ畑の防風のために畑の周りにライ麦が育てられるのです。
今わたしが住んでいる所ではライ麦は一部だけ穂を刈られています。出穂すると倒れやすいから穂はぜんぶ刈られると思ったのですが。来年まく種を採るのでしょうか。
きょう一番おどろいた光景です。畑の土どめにライ麦が植えられていました。
ここから先は穀類に近い作物や雑草の話題です。ハウスで何が作られているのでしょう…
トウモロコシ、たぶんスイートコーンです。一応は穀類です。この辺ではトンネル栽培もされます。
燕麦(オート麦)の畑もどこかにあるはずです。でも今日は見つけられませんでした。
代りに道端でカラスムギを何度も見かけました。燕麦に似ています。でも莢に禾が2本はえます。燕麦は禾1本です。
カラスムギも食べられます。でもたぶん皮麦*なので調製は遠慮します。
* 皮麦については過去の記事をご覧ください。
ほうれん草の畑を見かけました。収穫は終わったようです。ほうれん草の周りには…
コアカザでしょうか。シロザに似た雑草です。しかしこれらの雑草は寒さに弱いはずです。ほうれん草がトンネル栽培されて暖かかったから伸びたのでしょうか?
コアカザもシロザもキヌア(穀類)の近縁種です。キヌアやシロザ同様に実が食べられるはずです。キヌアと交配して育種に利用できるかもしれません。